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愛犬の健康診断の準備をしよう。年に1度は動物病院に相談を

犬コラム


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愛犬は私たちヒトのように言葉を話すことができません。

体調を崩していても、苦しくても上手く伝わらないことが多くあります。

「あの時こうしていれば…」

「なぜもっと早く気付いてやれなかったんだろう」

と後悔をする前に、愛犬の健康を日々管理してあげましょう。

そのためには愛犬の健康診断の準備と毎日の気配りが必要です。

いつかはしなきゃと思っていたけど、何から準備したらいいのかわからないですよね。

そこで今回は、愛犬の健康診断の準備や必要な診断内容をご紹介。

長生きしてもらうためにも、愛犬の健康のためにもぜひお役立てくださいね!

愛犬の健康診断はどうして必要?

愛犬の健康診断が必要な理由…それは、

愛犬の長寿のため

愛犬がなりやすい病気を知るため

健康データの蓄積により小さな変化に気づきやすくするため

です。

 

多くの人が、愛犬を病院に連れて行くタイミングとして「具合が悪くなったから連れて行く」と考えている人も多いのではないでしょうか。

 

しかし、愛犬は話すことができません。

 

そのため、サインを送ってきた段階で、すでに症状が悪くなっていることがあるのです。

私たち飼い主にできることは、最悪の事態を防ぐこと。

だからこそ、元気な時に健康診断を受けて、愛犬の健康状態を把握することが大切です。

年1回など定期的に行うことでデータが増え、体調が悪くなった時、元気な時と比較することもできるようになります。

その結果、より正確な診断を獣医さんにしてもらうことができます。

健康診断を受けるタイミングは?

何歳から健康診断を受けなくてはならないという決まりはありません。

だいたい生後半年ぐらいまでは予防接種など受けるために動物病院に行き、その時に一般的な健康チェックを受けていますので、満1歳を目安に始めるのがおすすめ。

犬の成長スピードは人間よりも速く、寿命が短いです。

 

健康診断を受けていれば、生まれ持った異常や、若い時に出やすい病気(アレルギーや膝蓋骨脱臼など)を患っていないかを把握して、今後の成長過程の中で適切な処置が可能となります。

遅くても、シニア期に入る前には始めましょう。

健康診断を受ける頻度は?

持病がない健康な子であれば、6歳ぐらいまでは、1年に1回健康診断を受けましょう。

小型犬や中型犬の1年が人間で言うと約4年。大型犬で言えば約7年です。

もし、半年に1度受けたとしても多いわけではないのです。

シニア期(小型犬・中型犬は7歳あたり、大型犬は5歳あたり)に入ったら半年に1度の健康診断を心がけるようにしましょう。

 

健康診断をいつしたか忘れないようにするために、連れて行く月や日にちを決めておくのも一つの方法です。

例えば、フィラリアの検査をする時期の3月頃に一緒に健康診断を受け、その半年後の9月に再度受ける。など決めてみると良いでしょう。

フィラリア検査と健康診断用に一緒に採血してもらうと愛犬の負担が軽減します。

 

病院にもよりますが、当日そのまま受けてくれる病院と、事前予約が必要な病院とありますので先に確認しておくといいですね。

健康診断で最低限検査したほうがいい種類は?

では実際に「どんな検査をしてあげたらいいのか?」と検査の内容で悩むのではないでしょうか?

年齢や、生活環境や持病などによっても異なりますが、主に行われている検査をご紹介します。

身体検査
  • 問診や体重測定、体温測定・聴診・触診・視診
  • 日常で気になること、歩き方や皮膚・目・耳・鼻など食欲も含めて愛犬の変わりに獣医さんへ伝え見落とさないように繋げましょう。
  • 聴診で心臓や肺・腸など確認
  • 触診で骨格・間接・腹部・体表リンパ節を確認
  • 視診で歯・耳・目・肛門腺・つめ・皮膚・肥満度チェックなど
尿検査
  • 糖尿病や腎臓病・尿結石・尿路疾患などの異常を確認
便検査
  • 寄生虫症の有無や腸内細菌のバランスや血便などを確認します
  • 特に子犬の場合寄生虫の感染が多く、目立った症状がない場合があるので検査しておくと安心です。
血液検査
  • 1回の採血で、内臓の健康状態や貧血・脱水症状・感染症など、おおまかな全身の状態を知ることができます。
  • 病院によって違いますが16項目から18項目あります。
レントゲン検査(胸部・腹部)
  • 骨に異常がないか、心臓や内臓の大きさや位置は正常かなどを診ます。
超音波検査
  • 腸の動き、肝臓や腎臓の様子、お腹の中に腫瘍がないかなどを診ます。

これらの検査を毎回受けるのは難しいかも知れませんが、1つの検査だけで発見できる病気は限られています。獣医さんと相談して、検査を組み合わせて受けることで愛犬の状態を総合的に判断できるようになります。

愛犬の健康診断の予約をしたら準備すること

・病院の診察カード
・病院から指示されたもの(あらかじめ聞いておくと○)
・尿や便

一般的な健康診断できちんと準備しておくなら、病院に行く12時間前ぐらいから絶食をすることもあります。

しかし、事前予約じゃない場合もあるので、病院からは指示されることは少ないと思います。

もし絶食となっても、お水は飲んでも大丈夫です。

ドッグドックの場合は要予約なので絶食を指示される場合があります。

愛犬は体調が悪くても話せない!日ごろから健康チェックしておくこと

毎日の生活の中で愛犬の様子を見ている飼い主さんだからこそ、気づけることがあります。

下記のような様子の変化は見落とさないようにしましょう。

生活全般
  • 元気がない
  • 息切れがある、疲れやすい
  • 歩き方や行動に変化がある
  • 睡眠に変化がある
食事
  • 食事量や飲水量に変化がある
排泄
  • 尿や便の色や臭い、固さや排泄の回数などに変化がある
体や部位
  • 1回の採血で、内臓の健康状態や貧血・脱水症状・感染症など、おおまかな全身の状態を知ることができます。
  • 病院によって違いますが16項目から18項目あります。
レントゲン検査(胸部・腹部)
  • 毛づやが変化したり、脱毛がある
  • 体をかゆがったり、皮膚に異常がある
  • 目に濁りや充血などの異常がある
  • くしゃみや咳、鼻水や鼻血がでる
  • 口臭がある、よだれが出る
  • 歯が汚れている、歯石がある
  • 耳の中が汚れている

グローイングやスキンシップなど、犬と触れ合う時のついでにチェックするだけでも違います。

小さな変化に気付き、念のため病院へ行っても大丈夫なこともあります。

しかし些細なことでも様子が違うのならば獣医さんへ相談しましょう。

まとめ

この記事の要点をまとめます。

  • 健康診断は愛犬の健康と早期病気発見のために必要
  • 子犬期は予防接種と一緒にチェックしてもらえばOK
  • 6歳までは年に1回健康診断を
  • 準備物は病院に必ず確認すること
  • 毎日の健康チェックを行えば些細な変化に気付きやすい

健康診断は、愛犬の健康状態が分かるので、獣医さんから適切なアドバイスを受けることができます。

病気のもとになるものが見つかれば、生活習慣の改善や食事の変更、サプリメントなどで早期のケアもできますし、実際に病気が見つかれば精密検査や治療がすぐに受けられます。

だからこそ、年に1回の健康診断は受けましょう。

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