コーギーを飼いたい!と思っている方にとって知っておきたいのは、コーギー犬の種類、体格や容姿についての情報ですよね。
例えば、室内で飼いたいのに大きすぎては困ることもあるでしょう。
それぞれの家庭環境によって、コーギーは飼っても大丈夫なのかという判断材料は欲しいものです。
我が家も室内犬として飼うと決めていて、コーギーか柴犬で迷っていました。
今回はコーギー犬の種類やスタンダードについてお話していきます。
コーギー犬は大きく分けて2種類
コーギー犬は大きく分けて2種類に分かれています。
- ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
- ウェルシュ・コーギー・カーディガン
家庭犬として過ごすのであれば、体格や体重がスタンダードから外れていても問題はまったくありません。
可愛い家族の一員として大切に育てていきましょう。
今回はウェルシュ・コーギー・ペンブロークのスタンダードをメインにご紹介しますね。
コーギーについて深く知る機会になれば幸いです。
ウェルシュ・コーギー・ペンブロークのスタンダード
頭部 | スカルは幅広。両耳の間は平ら。 上から見た時、頭部5:マズル3の割合が理想。 ストップ(スカルからマズルまでの段差・両目のくぼみ)が目の形に影響しない程度にはっきり。マズルは細すぎず長すぎない。 |
被毛 | 全体的に中くらいの長さ。首回りや方の毛は長め…など |
ボディー | 首の長さは適度。 しっかりした筋肉がついている。 首から肩にかけてなめらかな曲線を描き、トップラインは平らでまっすぐ…など |
四肢 | 前足は上部がわずかに内側を向いているかんじ。 後ろ足は程よい角度がある。 |
耳 | 先端で丸みを帯びた立ち耳で大きめ。 両耳の先端と鼻を結ぶラインが正三角形がになるのが理想。 |
目 | 毛色に調和した色。暗い色の方が好まれる。 眼のふちは黒の方がいい。 細すぎず丸すぎず、楕円形がいい…など |
鼻 | 黒 |
歯 | 歯並びが悪くて噛み合わせの悪いものは好ましくない。 |
体格 | 体高:25.4~30.5cm オス:体重10~12kg メス:体重10~11kg |
あくまでスタンダードは「犬種の理想スタイル」であって、家庭犬として飼う場合は、それほど気にする事ではありません。
コーギーの魅力を更に感じ取っていただけたら嬉しいですね。
ちなみに、本や下記のURLなどを参考にシンプルに見やすいよう作成しています。
ウェルシュ・コーギー・カーディガンについて
ウェルシュ・コーギー・ペンブロークと体格や体重はほぼ同じです。
カーディガンのほうがやや骨太でがっしりしています。
頭部は形も外観もキツネのよう。
耳は直立で、体のサイズに比例すると大きいです。
しっぽはキツネのようで適度な長さがあり、ボディに沿ってついています。
スタンダードでは、巻き上がってはならないそう。
ベンブロークよりも古い歴史を持つ犬種で、実は出会える確率が低いです。
ご近所にもコーギーは何匹かお見掛けしますが、カーディガンはまだ見たことがないです…
いつか直に見てみたいっ
コーギーには、毛色によって呼び名がある
まずは早見表をご覧ください。
それぞれ、毛色に名前がありますね。
- レッド(レッド&ホワイト)
- フォーン(フォーン&ホワイト)
- セーブル(セーブル&ホワイト)
- ブラック&タン(ブラック&タン&ホワイト)
- プリンドル&ホワイト
- ブラック&ホワイト(ブリンドルポインツ)
- セーブルマール&ホワイト
ペンブロークは濃淡様々な茶毛に白のマーキングが基本です。
茶毛は主に3種に分かれています。
- レッド(濃茶)
- セーブル(毛先に黒が混ざる)
- フォーン(金色のような茶色)
この茶毛にホワイトが組み合わされます。
ホワイトの入り方は個体差があります。
スタンダード基準では、足、胸、首の一部もしくは首周り全体、マズル、腹部、東部のブレーズのみ。
ブレーズとは、両目の間から鼻筋にかけて入る白い線のことです。
また、黒毛をベースに茶褐色が入る毛色もあります。
ブラック&タンといい、これにホワイトが入るとブラック&タン&ホワイト(トライカラー)とも呼ばれているんです。
カーディガンは毛色が多くなり、ペンブロークに比べると、ちょっと野性味の強い毛色が多いですね。
ちなみに、いのすけさんはレッド&ホワイトですよ!
稀にレアな毛色を持つコーギーも生まれることがある
ごくたまにですが、レアな毛色を持つコーギーが生まれてくることがあります。
長い毛、タレ耳などがそうですね。
フラッフィ―、フラッフィー&ドロップイヤー
劣勢遺伝によって生まれた長毛のコーギー。
残念ながら、犬種としては認められていません。
おそらく、数が少ないためでしょう。
モフモフの可愛らしい見た目からファンも多いようです。
先天的な病気を発症する確率が高くなると言われています。
そのため、繁殖には向かないそう。
ぜひあって見たい毛色のコーギーの一つです。
コーギー犬の性格は?
コーギーの性格について解説していきます。
ポイントは5つです。
- とても賢い犬種
- フレンドリーで活発
- アクティブで運動が大好き
- 好奇心旺盛
- 愛情深い
とても賢い犬種
コーギーは賢く、物覚えが早い犬種です。
それもそのはず。コーギーは牧畜犬として活躍していた歴史があります。
広い牧場を駆けまわり、飼い主の手助けをしてきました。
そのため、飼い主と何かをするのを好む性格があります。
私たちがきちんと教えれば、複雑なトレーニングもクリアしてくれるでしょう。
私たち夫婦、クリッカーという道具を使って遊びながらしつけをしています。
とはいえ、飼い主自身も初心者のため、お互い試行錯誤しながら絆を深めていますよ。
フレンドリーで活発
コーギー犬は、陽気で人懐っこい部分があるため、犬社会に溶け込むのは難しくない犬種です。
アクティブな性格の子が多いのも特徴です。
ただし、同じコーギー犬でもそれぞれ性質や性格は違います。中には神経質な子もいるため、愛犬それぞれの性格を認め、良いところを伸ばしてあげましょう。
アクティブで運動が大好き
見た目が可愛らしいフォルムなので、運動が苦手そう…またはそんなに運動しない犬種だと思われがちのコーギー犬。
牧羊犬・牧畜犬として効率よく動くように改良された犬種のため、とても賢く、そして運動は大好きです。
運動をしないと、肥満になりやすくストレスもたまりやすいため、毎日の散歩は欠かせません。
いのすけも毎日3~4㎞以上の散歩をしていますが、これでも足りないくらい。
休日に長めの散歩や遊びを取り入れるなどしています。
好奇心旺盛
コーギー犬は好奇心旺盛で、人が大好き。
飼い主以外の初対面の人にも、とても嬉しそうにとびかかる勢いです。
(個体差があるので、飼い主以外の人が苦手なコーギーもいます)
愛らしい笑顔と陽気な性格、好奇心旺盛なコーギー犬。
飼い主の生活を元気にさせてくれること間違いなしです。
毎日運動が必要なので、人も健康的な生活を送れますし。
愛情深い
常に飼い主のことを想う犬種です。
もちろん、家族も大切にします。
でも、きちんと飼い主側からもアクションを起こさなければ、信頼してくれることはありません。
飼ってから「この人についていけば大丈夫だ」と信頼してもらえれば、服従心も強くなります。
愛犬との関係づくり次第では、良きパートナーとなってくれるます。
私たちも良きパートナーとなれるよう、日々勉強をしています!
まとめ
この記事のポイント
コーギーには2種類の犬種があり、スタンダードが設けられている
ウェルシュ・コーギー・ベンブロークとウェルシュ・コーギー・カーディガンにはそれぞれ、毛色がある
稀にフラッフィーなどの長毛やたれ耳などの毛色のコーギーも生まれることがある
コーギーの性格の特徴は5つある
コーギーを飼い始めて改めて感じるのが、とてもやんちゃで可愛い反面、すごく賢くて体力があるという点です。ギャップ萌えで飼う前よりさらにコーギーのことが大好きになりました。
コーギーの魅力をランキングしたページもあるのでぜひ見てくださいね!
コメント